今日、HMVに行ったらJazzの超名盤が1090円で売ってた。色々ありましたよ、マイルスの'Round MidnightとかRollinsのサキコロとかペッパーのミーツザリズムセクションとか、その他もろもろ。ついついビル・エバンスの
・Portrait in Jazz
・Waltz for Debby
・Explorations
・Sunday at the Village Vanguard
の4枚購入してしまった…。
ビル・エバンスのプレイは綺麗すぎるので、本当はそこまで好きではないのだけど(好みとしてはもっとブルージーというか泥臭いというかねちっこい弾き方をする人が好きです)、ベースのスコット・ラファロのプレイをちゃんと聞いてみようと思い、購入しました。実ははじめ、もっと手にとったけど(8枚くらい)、さすがに買いすぎだと思ってやめといた。チェックする価値あると思いますよ。
そして、家に帰ったらAmazonで購入したCDが届いてた。Sonny StittのPlays arrangemets from the pen of Quincy Jones(通称ペン・オブ・クインシー)とOliver NelsonのMore Blues and the abstract truth(邦題:続ブルースの真実)が届いてました。
前者は、Sonny StittがAltoを吹いてます。彼はテナーがメインで、アルトも吹きますが、僕が聞きたいのは、やはりアルトの作品。他に彼がアルトをプレイしているSonny Stitt Playsなんかはめっちゃよいです。なので、購入しました。
後者は、フィル・ウッズが参加しています。少し聞いたかんじ、フィル・ウッズの音はやはり素敵。CDのクレジット、「フィル・ウッズの作品の間違いでない?」ってくらい、やっぱり奴はずば抜けていて、目立ちまくってます。
ちなみに、フィル・ウッズが演奏している映像が
ここでちょこっと見れます。太りすぎか老化のせいか、インタビューでは息づかいの荒さが気になります。なんで、しゃべるのすらあんなに苦しそうなのに、音はあんなに太いんだ?僕にとっては世界七不思議のひとつです(笑)。
彼は現在、ビンテージ・アメセルではなく、現行モデルのYamaha 82ZのノンラッカーモデルであるYAS-82ZULを使用しているようです(どんな楽器かは
プロミュージシャンの内桶さんのレポートを参考にしてください。また、この楽器はDIMENSIONの勝田さんも使っていて、非常に注目されている楽器です。)。マッピはメイヤーらしいという噂を聞いたことがあります。開き(5とか6とか)は分かりません。
っといっても、僕の場合、楽器の良し悪し以前に、演奏技術の向上が必要ですね。今の楽器ですら、100%の音色を引き出してないはず。以前、石森でマッピを選ぶとき、自分の楽器を持参しなかったら、石森の人がアメセルを貸してくれたが、ただの抵抗の強い吹きにくい楽器でした(笑)。あの小峰さんが出してるような音は楽器がいいからではないようです(←なんて失礼な。当たり前だ!!)。
両方のアルバムは共に、フルバンとまではいかないけど、多人数です。でも、ビッグ・バンドではなく、ソリストのバッキング用に人がいっぱいいる感じです。綺麗なサックス・ソリとかはありません。
んで、要は何が書きたかったていうと、今日一日で購入したCD計6枚ではないか…、いくらなんでも買いすぎだろっ。ザ・リーマン買いしちまったなぁ、いかんいかん。